※ホーミーはモンゴルの呼び方で、ホーメイはトゥバ共和国の呼び方です。日本では混同されていることが非常に多いため、ここでは併記します
特殊発声コーチのWILLYです。
発声コーチを23年やっていると、ホーミー(ホーメイ)をやると喉を痛めそう、という不安を、今でもよく聞きます。
確かに、20年前に私がホーミー(ホーメイ)を始めた頃、ホーミーの科学的な研究は進んでなくて、なぜかホーミー(ホーメイ)を知ってる、発声のお医者さんだったりとか、他のジャンルの声の専門家、例えばクラシックの声楽家みたいな人たちは
もうみーんな
「ホーミー(ホーメイ)」みたいな発声なんかやったら、喉を一発で壊すから絶対やっちゃ駄目」
って言ってました。
で、実際私も、1998年に生まれて初めてホーミー(ホーメイ)見た時、もうあんまりにも聞いたことがない、見た事がない発声だから、
「あの人達の喉が遺伝子的に特殊なんだ」
って思ってました笑
でも、当時すでに日本人でホーミー(ホーメイ)をやっている人を見つけて、
「あ、日本人でもできるんだ!じゃあオレにも出来るかもな」
って思って練習し始めて、
で次に、教えて欲しい、って言う人が現れるようになって、そういう人たちに教えているうちに気づきました。
ホーミー(ホーメイ)って特殊に聞こえるけど、ポイント掴めば、結構すぐに出来るし、喉を痛めることも無さそうだなあ、って。
そもそも、1999年に本場「トゥバ共和国」に行ったとき、プロだけじゃなくて、
もう老若男女やってたんですよ。現地では、特殊な唱法ではなく、民謡として存在していました。日本の、喉を壊す、と言っていた専門家は現地のこの様子を見ても、まだ喉を壊す、と言うのでしょうか?
そもそも、喉を壊す唱法が、普通の人たちの間で「民謡」として普及するでしょうか?
そのあと、ホーミー(ホーメイ)だけじゃなくて、世界中の、特殊な発声を使う民族音楽をたくさん学んで、自分なりに試行錯誤して研究したり、実際に本場に行って習ったりして
「ポイントを掴んで、適切な練習したら、どんなに特殊な発声でも、喉を壊すことはないな」
と確信しました。
私のパーソナルボイストレーニングを受けているミーシャさん(ホリスティックヒーリングサロン&スクール代表)ボイトレを通じて、色々な特殊発声を獲得しました。現在もその種類を増やしています。
日本におけるクラシックって不思議で、日本由来でも何でもないのに、日本で最も権威を持っています。
なので、クラシックの発声=正しい発声、という風潮もあり、でも、世界のいろんな民族音楽を学ぶと分かりますが、あれは欧州の民族音楽であり、民族発声です。
欧州の風土、建築物、歴史、文化においては一つの最適解だけど、他のジャンル、他の国においては当てはまらない。
そして実は、クラシックの発声もすごく特殊な発声なのでポイントを外すと喉を壊します。
実際、芸大生で、喉を壊した人の話を何度も聞いた事があります。
私は23年間、特殊な発声、特に民族音楽の声、をずっと研究してきました。そこで分かったのは、人間の声って、人間っていう動物は、すんごく色んな声が出せる、ってことです。喉がそういう仕組みになってる。
民族音楽のすごい特殊な声を聞くと、日本人の私にはとても出せない声だと感じます。
でも、思い出して欲しいのは、これらの特殊な発声は、我々日本人と同じ、ホモ・サピエンスの声なんです。そもそも色んな声を出せる喉があるから、国や文化、地域によって、いろーんな発声が存在する。
だから、ホモ・サピエンスというのは、特殊発声とか、いろんな声を出す生き物なんです
日本は書き文字が発達した国なので分かりにくいけど、言葉は音声言語の方が遥かに古い歴史を持っています。音声言語が先で、書き言葉が次。
色んな声色がなかったら、色んな言葉は生まれなかったでしょうね。
そしてもう一つ。
人間は、色んな声を出せる、だけじゃなくて、出したいんです。極論すると、変な声を出したい生き物笑。じゃないと、世界中で色んな特殊発声が存在する意味が分からない。
舗装された道路を走るより、舗装されてない山道を走る方が身体に負担が少ない、それどころか、柔軟性が上がる、と言われています。
また、クロストレーニングという言葉は知ってますか?
スポーツの世界では、最近は、メインの競技とは別の運動も、トレーニングとして積極的に取り入れることが推奨されていて、それをクロストレーニングと呼びます。
クロストレーニングをすると、身体の機能が全体的に鍛えられるのと、怪我をしにくい身体になることが分かってます。
つまり、これからわかるのは、人間の身体は、ランダムで多様な刺激を得ることで、柔軟性が高まって、怪我がしにくくなり、身体の運動機能が全体的に上がる、ということです。
これは発声という筋肉運動でも、全く同じことが言えます。色々な声を出した方が声の機能を全体的に上げ、発声の筋肉の柔軟性が上がり、故障しにくい声になります。
たとえば、西洋クラシックの現場で、クラシックでは使わない特殊発声を練習することで、クラシックの声がよくなり、声が枯れにくくなるのはそういった理由からです。
以前、私がやっている合唱コースの勉強会や、個別レッスンの生徒さんから、
集中して体が観れないと、望む声が出ない。
と言っていましたが、本当にそうです。
いかに個人の習慣とか、癖とかに惑わされず、楽器としての身体に集中できるか。
では、どれ位の集中力が必要になるかお分かりになりますか?
その集中力に達するには、もはや瞑想的な境地が必要になります。
特殊発声を習得する上で最も重要なポイントは何でしょうか?ちょっと考えてみてください。
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知識?
いや、それであれば、民俗学者はみな、特殊発声ができるはずです。
私が一番重要視しているのは、身体への深い集中力です。
これ無しには、いくら練習しても、無駄だとさえ感じています。
しかし、現代人の集中力は、今や金魚以下、という研究結果もあります。
だからなおさら、私たち現代人が特殊発声に取り組む際には、身体への深い集中力が必要不可欠ですし、
それが出来るようになると、ただ普通に習う・練習するよりも、遥かに早く特殊発声を習得できます。
また、本番にも強くなれます。
声関係の指導者で、こんな指導をしている人はコエダイ関係者以外で、私は他に知りません。
そして私は、そんな深い集中力を養う方法を、23年のキャリアの中で見つけました。
というわけでお客さんからの要望もあり、新しいテーマでのイベントを企画しました!
※この教材は9月21日に行われたイベントの録画版です。
※現在、ジャンルごとに順次納品中。間も無く終了予定
録画の長さ;約317分、約5時間です。編集によって短くなる可能性もあります。
納品形式;youtubeのURL(限定公開設定)をメールに記載する形になります。
収録ジャンル;
オルティンドー、タハリール、ゴスペル、ヨイク、ほか全11ジャンル
※この教材は11月23日に行われたイベントの録画版です。
※現在、ジャンルごとに順次納品中。年内に納品終了予定
録画の長さ;約317分、約5時間です。編集によって短くなる可能性もあります。
納品形式;youtubeのURL(限定公開設定)をメールに記載する形になります。
収録ジャンル;ホーメイ、ゴスペル、チベット密教、テノーレス、ほか14ジャンル
※この教材は10月13日に行われたイベントの録画版です。
※12月26日から順次納品予定
録画の長さ;約3時間です。編集によって短くなる可能性もあります。
納品形式;youtubeのURL(限定公開設定)をメールに記載する形になります。
収録内容;瞑想監修;中島 翠巖
1部:瞑想レクチャー 〜安全に深い瞑想に入るための
2部:瞑想実践 倍音声明&”ホー瞑想”実践
私は23年かけて、古今東西の特殊発声を取集・研究・実践し、そして人に指導してきました。
そのジャンル数は、手短にリストアップしただけで20ありました。
これらのジャンルを横断して、実際にお手本を見せることが出来、なおかつ人を指導できる人材は、日本では私だけです。世界を見ても、私が知る限り、他にはいません。
さて、それぞれの歌唱法を人から習うとなると、1ジャンルごとにどれ位の時間とお金のコストがかかるでしょうか?
たとえば、私がホーメイの本場「トゥバ共和国」に行った時は、準備に半年、そして40万円弱かかりました。モンゴルで3ヶ月弱、音楽留学した時は100万円用意しました。これらのお金は、私がブラック企業で寝ずに1年働いて貯めたお金です。
トゥバでは、師匠を探すまでには至りませんでした。モンゴルでは、2、3週間かけてようやく1人の師匠を見つけることができました。
また、伝統芸能は、都会に住む私たちが想像する以上に、人間関係のしがらみが強かったり、その人間関係で苦労した話や、風習・習慣の違いで苦労した話をよく聴きます。
そういったコストや、ストレスなんか問題じゃない!私はどうしてもソレを習得したいんだ!というなら、どんどんやったら良いと思いますし、良い出会いがあるよう、心から応援とお祈りします。
でも多分、アナタは、まずはとりあえず、世界にはどんな特殊発声のジャンルがあり、自分に合うものはどれかを知りたいだけですよね?
情報だけならインターネットで簡単に手に入る時代です。でも断言しますが「ホーミー やり方」で検索しても、間違った情報しかありません。
インターネットには、そんな玉石混交の情報、いやむしろ石の方が溢れかえっています。なので現代では、ちゃんと玉を紹介できるキュレーターの存在価値が上がっているのです。
また、検索すれば出てくるだけまだマシですが「タハリール唱法 やり方」でも検索しても私が過去に発信した情報以外は何も出てきません。そして待っていても、おそらくはいつまでも出てこないと予測できます。
これらの講座で扱うのは、そんなジャンルばかりです。
これらの録画版講座で扱う予定のジャンルの総数は18。実際、その全てにおいて本場に行ったわけではないですが、もしアナタが実際に行って基礎的な事だけでも習うためには、1ジャンル100万円くらいのコストと、準備を含め、半年近い時間がかかるの間違いありません。
そうすると、18ジャンル全てでそれをやろうとすると、合計で1800万円はかかります。
それを手にしてもらうので、1/10はいただいてもいいと思いますので、税抜きで180万円としました。
でも、そうすると、アナタが「ブラック企業で寝ずに1年働いて貯め」ないと、受けられない可能性があります。
だから、とても悩みました・・・
半分の90万円にしようか、
1/3の60万円。。。
うーん。。。。
もう一度あなたが得られる長期的なメリットを読んでみましょう
本講座は、グループ集合型の講義の録画版です。なんとか受けやすい金額にしたい、一人でも多くトビラを開けて欲しい。。。
そこで、
13万8千円(税込)
にしました。
と、ここまで書いて、私も国内で様々なセミナーやレッスンに参加してきた身。二桁の参加費はハードルが高いと感じたのを思い出しました。そこで、下記値段を正価とします。
正価 9万8千円(税込)
ただし、やはり多くの人に見て欲しい気持ちはありますし、リアルと録画で得られるものの違いもあります。
さらに!年末という事で、日頃の感謝も込めて、年末特価、特典付きででご提供します!
年末特価(特典付き!) 6万9千800円(12月26日まで)
・特殊発声を現場で生かすための相談zoomセッション20分
・特殊発声を現場で生かす具体例参考のライブ映像(10分程度)
・2023年度 新企画の特別割引
お申し込み後、すぐにお支払い方法に関する内容が書かれたメールが届きます。
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もしそれでもメールが見つからない場合は、下記メールアドレスにご一報ください
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ご希望のお支払い方法でのご決済後、土日祝日をのぞく、1両日中に、
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ホーミーを説明する際に使われる「仮声帯発声」というワード。
20年前はほとんど誰も知らなかったのに、最近はボイストレーナーの間で「仮声帯発声」がもはや一般的なワードになっています(とはいえ、一般的な認知度は全然ですがw)
その証拠に、現在、「仮声帯発声」でyoutubeを検索すると、たくさんの「やり方動画」が表示されます
そして、多くの動画の中で、
「仮声帯発声を練習することが、普段の発声にも役立つ」
と解説されてるんです。これまた嬉しい限りです!
ただ、上記のyoutubeの仮声帯発声のやり方解説動画をみても、やはり伝統と歴史がある分、ホーミーの方が音的に洗練されているし喉の負担はより少ない。
喉の負担が少なければ長く練習できる。
という訳で、普段の声をよくするためにも、ホーミーなどの特殊発声を練習しましょう!
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と言うのは、私の祖父は医者から宗教家に転身し、私の家族は宗教一家でした。
祖父が信仰していた宗教には、当然、教祖がいました。
私が今でも強烈に覚えているのは、その教祖の”気合い”です。
私の特殊発声コーチとしてのキャリアは23年になり、今まで古今東西のいろんな声を聞いてきましたが、
あの声を超える気合いは未だに聞いたことがありません。
◆
そして、宗教に声はつきもの。
私の生まれ育った環境でも、瞑想の前の祝詞、読経、日常的な言葉遣い、などなど、
宗教と声はセットとして記憶に刻まれています。
◆
だから、今回「声と宗教的なもの」をテーマに新企画するのは、必然的だなあ、と自分でも思います。
生まれた時の環境、思想は一生に影響しますが、私も宗教的なものとは、一生関わるのかもしれません。
だから今回のイベント以外にも、すでに定期イベントとして、創造性回復+引き寄せ、みたいなオンライン勉強会を毎週開催してますし、
不定期イベントとして、瞑想の専門家の指導の元、ホーメイ+瞑想を組み合わせたイベントをやっております。
◆
ただ、やるからには、特殊発声コーチとして、そして、宗教に良いイメージを持っているものとして、内容は硬派にせざるを得ません
というか、”薄っぺらさ”を感じてしまうものには、抵抗があります。
そしてこういう姿勢だからこそ、「中島翠巌」先生のように、すごくユニークで、でも超硬派な経歴の宗教家の方と今でもご縁があるんだと思いますし、
過去にも、真言宗の僧侶、山伏、神主、真言宗の僧侶、修験道の僧侶、曹洞宗の元僧侶、シャーマニズムの研究・実践家、といった方々が、私のイベントやレッスンに参加してくれているんだと思います。
◆
そもそも、民俗音楽は宗教性と不可分です。
なので、昔は隠していた私の宗教的なバックグラウンドも、民俗音楽の宗教性を理解する上では、非常に役立っていると感じています。
そしてつくづく感じるのは、音楽にせよ、宗教にせよ、声の説得力、
「葬式行ったら読経の声がしょぼくて白けた」
なんて事にならないよう、声の倍音を意識して、鍛えて、”デザインする”ことが大事です。
それには、説得力のある良いお手本を学ぶのが一番です。
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